カンバンゲーム
紹介
カンバンゲームは、チームでお互いに協力しながら仕事を進めるツールである「タスクボード」を、ソフトウェア開発を題材にして学べるゲームです。アジャイルなソフトウェア開発に新たに取り組むというタイミングで、チームメンバーがコラボレーションとコミュニケーションを学ぶためのワークショップとしても使えます。
ゲームからは以下のような学びが得られます。
タスクの見える化
個々人の進捗とデリバリーの関係・違い
アジャイルな見積りと計画づくり
チームの自己組織化
リーンカンバン (オプション)
どんなゲーム?
4~5名が集まり「クラウドサービス開発チーム」としてゲームに参加します。チームにはいろいろな機能開発が課せられているので、どの機能を誰が担当して進めていくか、決めなければいけません。開発に着手しても、見積りでは5時間だったのに1日かかっても終わらなかったり、急な呼び出しでメンバーが取られてしまったりと、いろいろなトラブルに見舞われます。
開発の進捗はサイコロの影響を受けます。さらにメンバーは1人ずつ「Chanceカード」を引かなくてはならず、いろいろなトラブルが起こります(稀にラッキーなことも)。そのためリスクを見込んだ計画を立てないと破綻してしまいます。
Chanceカードの中でも要注意なのが「Problem」カードです。着手中の機能に問題が見つかり、なんとか解決しなくては完成できません。問題は仕様の不備、スキル不足、ユーザーがお怒り、など多岐にわたります。解決するには、やはりChanceカードに入っている「Solution」を使うのですが、発生している問題をうまく解決できるかどうかは、チーム全員の工夫と議論の結果次第です。
果たしてチームはいろいろな事態を自力で乗り越えて、無事に機能を開発できるのでしょうか? そしてもっと重要なことに、チームはトラブルから何を学び、どう成長するでしょうか?
遊ぶために必要なもの
参加人数は1チーム4~5人です。内容がソフトウェア開発をテーマとしているので、開発に携わる経験をしているのが望ましいです(必ずしもプログラマーやエンジニアである必要はありません)。初めての場合は別にファシリテータを立てるとスムーズですが、資料を見ながら自分たちでやり方を把握しながらやっても大丈夫です。
ゲームには以下のものが必要になります。
椅子と机
ペン、付箋
サイコロ2つ
配布資料(1チーム1枚)
プリンターでA4サイズに印刷します
裏側(2ページ目)はリーンカンバンのバージョンになっています
アニメーションがあるのでダウンロードしてPowerPointで再生してください
StoryカードとChance!カード (1チーム1セット)
プリンターで名刺用紙などに印刷します
研修実施について
有償にて研修としての実施を承ります。いまのところ現地に訪問しての開催となります(オンライン版も検討中ですので、ご興味ありましたらお問い合わせください)。
過去の開催
2019/5/25 「カンバンゲーム」と「宝探しアジャイルゲーム」ワークショップ (主催: DevLOVE関西)
2015/7/29 三島teNet
2013/6/26 DevLOVE関西
2013/3/28 プライベート研修
2013/3/19 プライベート研修
2013/3/6 プライベート研修
2009/7/23 第4回すくすく・スクラム